定員1700人に3231人応募/第32回トライ大会
出場選手、17日に決定
第32回全日本トライアスロン宮古島大会の第2回選手選考委員会(長濱博文委員長)が10日、市役所平良庁舎で開かれた。今大会には定員1700人に対し3231人の応募があったことや前回大会総合1位の戸原開人選手らを招待選手とすること、出場許可選手1600人を前日に選考したことなどを事務局が報告した。残る100人は17日に下地敏彦市長らによる抽選で決定する。
11月30日に参加申し込み受付を閉め切った今大会には47都道府県と海外17カ国・地域から前回大会より138人少ない3231人から応募があった。最も多かったのは東京都の818人。次いで神奈川県の322人。宮古島市を除く県内からは205人、市内からは88人の応募があった。
招待選手は、国内が前回大会総合優勝の戸原選手と同5位の西内洋行選手、前回大会女子1位の酒井絵美選手、同2位の石井麻実選手、同4位の高橋美紀選手、同5位の中島聖子選手。県内からは前回大会県勢1位の山本真二選手と同女子1位の久保田文選手を招待。外国人招待選手は前回大会総合3位のヴィクター・アロシュン選手(ロシア)、同4位のベン・ウィリアムズ選手(アメリカ)ら計9人。
第2回選手選考委員会では事務局が申し込み状況や招待・優待選手などについて説明。応募3231人のうち市長らが17日に抽選で決定する100人を除く1600人を基準に基づいて事務局が9日に選考したことなどが報告された。
一部委員からは、「地元選手の出場者数を増やした方が大会が盛り上がるのではないか」などの意見が挙がった。