金城景さんら97人表彰/市民総合文化祭「児童・生徒の部」展示部門
宮古島市制10周年記念事業の一環で、「創造する市民の文化」をテーマに掲げた第10回市民総合文化祭「児童・生徒の部」展示部門の表彰式が12日、市中央公民館で開催された。下地敏彦市長が金城景(ひかり)さん(城辺中3年)ら49人に市長賞・副賞、2人に特別賞・副賞、宮國博教育長が新城萌依さん(平一小1年)ら48人に教育長賞・副賞をそれぞれ授与した。賞状・副賞を手にした児童・生徒たちは、晴れ晴れとした表情を見せていた。
オープニングセレモニーでは、特別賞を受賞した新城帆野佳さん(下地小3年)が郷土の民話「通り池の人魚の話」、中田舞琉さん(福嶺小3年)が同じく「神のきねと鬼のきね」を堂々と発表した。観客らは、感動した様子で大きな拍手を送っていた。
下地市長は「表彰を契機に児童・生徒の皆さんが、益々元気で明るく、勉学や文化芸術活動そしてスポーツに積極的に取り組み、これまで以上に活躍することを期待する」と述べ、企画運営した市教育委員会に感謝の意を表した。
展示部門は、書道・美術・俳句・短歌・作文・詩・自由研究・一般工作ーの8部門があり、各部門ごとに市長賞と市教育長賞が贈られた。
金城さんは書道で市長賞、短歌で市教育長賞のダブル受賞。「ダブルで表彰され、とてもうれしい。書道は応募に向け、夏休みから練習していたので、その成果が評価された思う」と感想を話していた。