社会・全般
2015年12月16日(水)9:03
年賀状引き受け始まる/郵便局
元旦に届け、僕の夢
宮古郵便局で15日、2016年用年賀状の引き受けが始まった。同日訪れた園児たちは笑顔いっぱいで自慢の年賀はがきを投函(とうかん)し、日本の手紙文化に触れた。郵便局では今月25日までの投函を呼び掛けている。
早期差し出しセレモニーが局内で行われた。はじめに多良間明局長が「新年のあいさつをはがきや手紙で伝える習慣は1千年以上も前からある日本の文化」と紹介。「自分が書いた年賀状は世界に一つだけ。自分の新年の夢や希望を年賀状で伝えてほしい」と園児たちに語り掛けた。
この後、おおぞら南保育園に通う4歳児が太鼓演舞を元気よく発表してセレモニーに花を添えた。
最後に年賀はがきを専用ポストに投函。園児は自ら書いた年賀はがきを大切そうに差し出していた。
宮古郵便局によると、今年の1月1日、宮古地区エリアで配達された年賀はがきは約35万通。多良間局長は「1通でも多くの年賀状を元旦に届けたい。できるだけ12月25日までに差し出してほしい」と話した。