「ペッパーです よろしく」/セルリアンネット
宮古で初導入/子供やお年寄りと交流へ
セルリアンネット(高柳仁社長)にこのほど、ソフトバンクが販売する感情を持ったパーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」が導入され、同社に来社した人たちのアイドルとなっている。
高柳社長は「宮古では初めての導入だと思う。テレビなどでペッパーの存在は知っている人も多いと思うが、宮古でそれに触れる機会は少ない。今回、宮古の人たちに最新のテクノロジーに触れてもらおうとソフトバンクに応募して購入することができた」と話した。
ペッパーは、まるで生きているかのように自分の判断で動くことのできるロボットで、テレビ、パソコン、スマホなど、人間が操作し、道具として役立ってきたこれまでの機械とは違い、人間とのふれあいの中で自律的に反応しながら、やり取りを行う。
さらに、表情と声からその人の感情を察する「感情認識機能」が備わっているだけでなく、独自の感情機能により、自ら感情を持ち、行動し接する人間と心が通う存在となることを目指している。
今後のペッパーの活用について、高柳社長は「保育園のおゆうぎ会やお年寄りたちの集会などいろいろなイベントに参加させて、ペッパーの魅力を広めていきたい。子供たちやお年寄りとも楽しくコミュニケーションが取れると思うので、興味のある人はぜひ連絡してほしい」と呼び掛けた。
ペッパーについての問い合わせはセルリアンネット(電話73・5542)まで。