平良氏の功績をたたえ/県文化功労者受賞祝賀会
平良重信さんの県文化功労者受賞祝賀会(主催・同実行委員会、久貝哲雄委員長)が20日、市内のホテルで関係者ら多数が出席して行われた。宮國博教育長の音頭で乾杯、家族や関係者らが花束が贈呈し平良さんの受賞を祝った。
平良氏は「この年になって、何ができるか。何もできないのではないかとの弱気もあったが、このような素晴らしい人たちの言葉を聞いて、できる範囲のことはやらなくてはいけないという思いになった。できることは何でもやっていこうという気持ちでいっぱいになった。これまで通りのご支援、ご協力をよろしくお願いします」とあいさつした。
実行委員会副委員長の宮古島地区防犯協会の前川尚誼会長が「今回の受賞は、平良氏のこれまでの活動が高く評価され宮古島の代表としての受賞。盛大な祝賀会が催されることは平良氏の功績と人徳の賜物。長年にわたる活動をたたえ、栄えある受賞を心からお祝いします」とあいさつした。
下地敏彦市長は「県文化功労者受賞を共にお祝いできることは、ひとえに平良氏の人徳の賜物であり、深く敬意を表する」と祝辞を述べた。
祝賀会には来賓として県宮古事務所の久貝富一所長、宮古島署の瑞慶山力署長が出席した。
同会は久田流家元久田多嘉子舞踊研究所の「とーがにあやぐ」で優雅に、華やかに幕を開けた。
平良氏のプロフィルが映像で紹介され、舞台では琉舞や日舞が披露された。