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【特集】新年号
2016年1月1日(金)9:01

サッカーしよう! 夢はなでしこ

UNITY MIYAKO/中学女子サッカー


地元のフットサル大会でプレーするメンバー。一般選手との試合を通して技術を磨いている=宮古島市民球場屋内練習場

地元のフットサル大会でプレーするメンバー。一般選手との試合を通して技術を磨いている=宮古島市民球場屋内練習場

 サッカー好きの女子中学生でつくる「UNITY MIYAKO」。メンバーは5人しかいなくて公式戦には出られないが、「今年こそは」と意気込む。まずは選手を集めて公式戦に出ることが今年の目標だ。そして将来は日本を代表する選手に-。大きな夢を胸に新年のスタートを切る。

 北中と平良中のメンバーで構成する。北中は2年生でキャプテンの仲地優花さんと、同じく2年生の下地清香さん、1年生の平良文香さんもメンバーだ。

 平良中からは豊見山未佳さんと仲里優衣香さん(いずれも1年生)の2人がチームに参加している。

 UNITY MIYAKOは宮古サッカー協会の女子委員会が中心になって結成された。昨年4月から動き始めて8月に誕生し、この5人が集まった。

 人数が足りず公式戦には出られなかったが、8月には大阪で開催された交流試合に参加。県内の市郡対抗戦や、石垣市や地元で開催されるフットサル大会にも出場して経験を積んだ。

 ただ、「やっぱり公式戦に出たい」というのが全員の思いだ。人数を確保して夏の中体連に臨みたい。

 女子委員会委員長で監督の豊見山智信さんは「何とか公式戦の中体連に出場したい。そのためには何としても人数を確保する必要がある」と話す。「サッカーをやりたくても、どうすれば良いのか分からない生徒はたくさんいると思う。そういう女子生徒を掘り起こして声を掛け、一人でも多くチームに入ってもらえるように協会としても力を入れて取り組みたい。長い目で見て代表に出せるような選手を育てたい」。

 小学2年生のころサッカーを始めたキャプテンの仲地さんは「お兄ちゃんの影響で始めたサッカーが大好きです。このチームで試合に出たい」と抱負。平良中の豊見山さんも「いっぱい試合に出たいので、いろいろな人にチームに入ってもらいたい」と呼び掛けた。

 UNITY MIYAKOは常時メンバーを募集している。練習の見学だけでも可能。連絡先は監督の豊見山さん(電話090・1947・8716)まで。

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