石垣航平、3トライ/全国大学ラグビー準決勝
帝京大で宮高OB活躍
ラグビーの第52回全国大学選手権は2日、東京の秩父宮ラグビー場で準決勝を行い、7連覇を目指す帝京大は大東文化大を68-33で下し、決勝に進出した。この日センタースリークォーターバックとして出場した宮高卒の石垣航平は3トライを挙げる活躍でチームの勝利に貢献した。決勝は10日午後に行われる。
帝京大は試合開始わずか1分以内に先制すると前半だけで40点を奪って試合を優位に進めた。石垣は前半だけで3トライを決めた。
後半に入っても攻撃の手を緩めず、最終的には68-33の大差で勝ち、7連覇を懸ける決勝に進んだ。
石垣は「4年間やってきたことをしっかり出し切ることができた」と会心の試合内容を振り返った。その上で「宮古島からも応援をいただいた。決勝進出を決めた後は祝福のメッセージがたくさん届いた」などと感謝し「決勝でも皆さんに喜んでもらえるプレーを見せたい」と意気込んだ。
10日に行われる決勝の様子は午後1時50分からNHK総合で放送される。
帝京大4年の石垣は宮高の卒業生。過去同校ラグビー部に属し、2年連続県大会準優勝に貢献した。この活躍と才能が認められて帝京大に推薦入学した。
大学卒業後は社会人ラグビーのコカ・コーラウエストレッドスパークスに入ることが決まっている。