学年の締めくくりに

３学期の始業式を迎え新たな気持ちで校歌を斉唱する児童たち＝６日、南小体育館

　宮古地区の小、中、高校は６日、始業式を行った。児童、生徒たちは、楽しかった冬休み期間を振り返るとともに、学年の締めくくりとなる３学期を迎え、目標の達成に意欲を示した。

　南小学校（屋嘉比邦昭校長）では、午前９時から始業式が行われた。全校児童５４０人と教諭が体育館に集まり、新年を迎えた喜びを共有しながら新学期をスタートさせた。

　校歌斉唱の後、それぞれの学年代表が３学期の目標を発表。嘉手苅和鈴さん（１年）は「漢字検定で合格できるように頑張る」、嘉手苅咲良さん（３年）は「マーチングで楽しい演奏をしたい」、上原望鈴さん（５年）は「自分に自信を持って行動していきたい」とそれぞれ力強く発表し、仲間たちから大きな拍手を受けていた。

　屋嘉比校長は「３学期の始業式の狙いは二つある」と話し①新しい年を迎えた喜びと、１年間の目標を決める日②南小を楽しい学校にするため先生たちと一緒に力を合わせようとする日－などと述べ、「みんなで力を合わせて楽しい学校にしましょう」と呼び掛けた。

　この日は、多良間を含む小学２０校、中学校１６校と四つの高校で一斉に始業式が行われた。