11/27
2024
Wed
旧暦:10月27日 赤口 乙 
産業・経済
2016年1月8日(金)9:04

平均糖度は13・49度/沖糖宮古

操業1カ月 66%が基準以上


操業1カ月を迎えた沖糖宮古工場=7日、下地上地

操業1カ月を迎えた沖糖宮古工場=7日、下地上地

 沖縄製糖宮古工場の2015-16年期サトウキビ製糖操業は7日で開始1カ月を迎えた。実質操業期間は23日間で、3万22㌧の原料(サトウキビ)を搬入し、平均糖度は13・49度だった。品質は基準糖度帯(13・1~14・3度)とそれ以上を合わせると約66%となっており、高糖度で推移している。ただ、雨の影響で畑にハーベスターが入れず、当初の搬入計画に比べ63%の達成率となっている。

 糖度を区分別で見ると▽基準糖度帯47・22%▽14・4度以上19・21%▽13・0度以下33・58%-。最高糖度は16・90度、最低は9・70度だった。

 ハーベスター収穫での搬入量は1万6980㌧で、全体の搬入量に占める割合は56・6%。

 砂川玄悠専務は「糖度は上昇傾向が見られる。今後は天候の回復と、ハーベスター稼働率アップへの対応をしっかりと取っていきたい」と話し、農家へ降雨後のハーベスター稼働体制への理解や、雨が続いた場合の手刈りでの収穫に協力を求めた。

 今期操業は2月21日までを予定しており、原料搬入量は13万4000㌧を見込んでいる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!