産業・経済
2016年1月23日(土)9:04
葉タバコ定植始まる
苗の出来良く豊作期待
2016年産葉タバコの本畑への定植が22日、市内の一部の生産農家で始まり、各農家は管理作業車を使った植え付け作業に精を出していた。苗の出来は良く豊作を願っていた。
昨年12月に播種し、本畑への移植は中間育苗されたもの。一部の農家は順調に青々と育つ数多い苗を管理作業車に積み込み、マルチ張りされた本畑に植え付けた。
この日定植を計画していた農家は多かった。しかしきょう23日からの寒気の影響を警戒し、定植を見合わせた。来週以降から各地で定植は本格化しそうだ。
22日に定植した下地地区の女性(70代)は「葉タバコの苗の植え付け面積は200㌃ほどある。例年平均収量は200㌔以上。今期の苗は上等なので、良い作柄が期待できる」と明るい表情で語っていた。
宮古の15年産葉タバコは台風の影響で大きな被害を受けた。買入代金は前年比約30%減、約16億4000万円だった。
今期産の収穫は3月末から始まり、6月まで続く予定。