笑いが健康の源/高齢者リーダー研修会
「冴子おばあ」の話に沸く
2010年度の高齢者リーダー研修会(主催・市教育委員会、共催・市老人クラブ連合会)が26日、市中央公民館で開かれた。リーダーや会員、一般市民ら大勢が参加。ミャークフツ名人でバスガイドを務める与那覇冴子さんのユーモアあふれる話に、会場は爆笑となった。
同研修会は楽しく豊かに老後を送る生き方の習得や、地域リーダーとしての意識向上を図る目的で開催した。
与那覇さんの話のテーマは「笑って病気を吹き飛ばしましょう」。
与那覇さんは、観光客との珍問答や、「昔野崎に『カニ(カン)』を『買い(コウ)』に行く人でにぎうバスがあった。宮古の『観光(カンコウ)』バスは、野崎が始まり」などの小話を連発し、聴衆を笑わせた。
一転、下地の咲田川にまつわる親孝行の昔話には、静まり返った。
与那覇さんに次いで、NPO法人「seed」代表の武藤佳代子さんのリードでエアロビクスが行われ、参加者らは軽快なリズムに乗って体をほぐした。
研修に先立って砂川隆生涯学習課長があいさつし、研修会が今後の活動や生活の糧になるよう期待した。