がんずううやき
2016年1月27日(水)9:01
【がんずううやき】与那覇 金市さん(86歳)(城辺字福里)
集落発展に尽くす
福東集落の区長を30歳から70歳までの間に14年、福東土地改良区の副理事長を長年務め、集落の発展に尽くした。
副理事長のころは宮國哲二理事長の補佐役として、事業の内容説明や同意取り付けに努めた。土地改良事業は住民の理解を得て2001年に完了。福東の畑はすべて区画整理され、地下ダムの水も入った。公民館の横には「豊農沃饒」と彫った事業完了記念碑を建立。ひもを引いて除幕した時は感無量だったと振り返る。
地下ダムの水で潤う畑のサトウキビは育ちが良く反収9㌧取れる所が多い。農家は収益が増えた事業効果に感謝しているという。
農業はバリバリの現役。今年もサトウキビを1㌶収穫する。「体力が続く限りは今後も作り続ける」と話す。
足腰が強く、きついキビの手刈り作業も苦にしない。顔の色つやも良く若々しい。「区長の頃は酒をたくさん飲んだ。飲み過ぎていた酒をやめて健康を保持できているのでは」と笑顔で話した。
子供5人、孫9人、ひ孫8人。
1929(昭和4)年9月21日生まれ