社会・全般
2016年2月12日(金)9:05
コサージュで修了式演出へ/鏡原幼PTAが手作り
母親が思い込め
鏡原幼稚園PTAは9日、修了式で用いるコサージュを同園に贈った。製作期間は約2カ月で、同園やPTAでは「修了式が待ち遠しい」と笑顔だった。
園児たちの胸に飾る紅白コサージュは、式を華やかに彩る演出に不可欠。これまでは、教諭らが業務の合間を縫って準備してきたという。
そんな負担を解消しようと、PTAは今年から保護者に製作を呼び掛けた。
作業は昨年12月から週2回、近くの公民館に集まって続けられた。細かい手先の作業で手間暇のかかるものだったが、園児たちが元気に卒園していく姿を描きながらの手作業は楽しいひとときだったようだ。
参加した保護者は「忙しい家事や仕事の合間を縫ってのコサージュ作りは大変だったが、みんなと一緒に頑張った」と話した。
コサージュを贈られた同園の教諭は「お母さんたちの思いがこもったコサージュは、きっと式を華やかにしてくれる」と感謝していた。