がんずううやき
2016年3月24日(木)9:01
【がんずううやき】砂川隆男さん(80歳)城辺字西里添(西中)
長年陸上競技で活躍
歩幅が長く躍動感あふれる走り。運動会シーズンになると、すらりとした体格が作る美しいフォームの走りが運動場を埋め尽くす観衆の目を引き付けた。若いころの得意種目は800㍍や1500㍍などの中距離。宮古郡の陸上競技大会では西城学区代表で出場し、上位入賞した。選手仲間たちは砂川さんを「カモシカ」と冗談まじりに呼んでいたという。
年代別では西城学区の陸上100㍍で新記録を出し40代の12秒5、50代の13秒0、60代の14秒6はまだ破られていない。
砂川さんの若いころ陸上競技は最も盛んなスポーツだった。集落対抗競技の日は選手や住民が御嶽(ウタキ)に行き、ホラを吹き太鼓をたたいて「優勝させてほしい」と神様に手を合わせた。砂川さんもそんな地域の陸上熱に後押しされ才能を開花させていった。
農業は現役で母牛8頭を飼う。趣味はゲートボール。城辺ゲートボール連合の審判長を務める。
子供3人、孫8人、ひ孫3人。
1935(昭和10)年5月15日生まれ