宮古島卓球クラブ3連覇/ホープス県予選
個人でも牧志(南星)頂点/宮古の子供が大活躍、全国へ
第34回全国ホープス卓球大会県予選(主催・県卓球協会)は1日、県総合運動公園体育館で行われ、女子団体戦で宮古島卓球クラブA(宮国悠乃、砂川風子、池間夢良)が優勝した。前身の「宮古南星クラブ」時代を含めて3連覇を達成した。個人戦でも男子ホープス(12歳以下)で牧志侑武(宮古南星)が優勝。同女子では宮国悠乃(宮古島卓球クラブA)、女子カブ(10歳以下)では砂川藍衣(宮古南星)がそれぞれ準優勝するなど、宮古勢の活躍が光った。
女子団体優勝の宮古島卓球クラブは、8月に東京で行われる全国大会への出場権を獲得。また、個人2位以上の選手は、神戸で7月に開催される全国大会に県代表として出場する。
そのほか宮古勢は、個人戦男子カブで方祥人(宮古南星)、同女子で宮国由梨乃(宮古島卓球クラブ)が3位となった。
団体戦優勝の宮古島卓球クラブと、個人戦ホープス優勝の牧志が4日、平良東仲宗根にある練習場で喜びの報告を行った。
同クラブのエースで、個人戦でも準優勝した宮国は「3連覇は狙っていた。メンバー3人とも調子良く、声もよく出ていた」と大会を振り返った。
全国大会では初の予選リーグ突破が目標。「チームワークを強化し、個人的にはドライブをもっと練習して臨みたい」と話した。
同クラブの池間祐治監督は「メンバーは幼少のころから始めた子が多く、練習時間も他のクラブと比較しても多い」と強さの秘訣(ひけつ)を明かした。
牧志は、同大会通算3度目の優勝。決勝リーグでは「優勝を狙っていた」との言葉通り、ライバルを次々と破って3戦全勝と実力を見せつけた。
関係者によると攻撃にも守備にも優れる、オールラウンドプレーヤー。全国に向け牧志は「チャンスボールを確実に決められるよう練習に励みたい」と話し、ベスト8入りを目標に掲げた。
宮古南星の与那覇健一監督は「練習を重ねて、全国では先輩たちの成績を上回ってほしい」と期待した。