産業・経済
2016年6月1日(水)9:03
3855万円の予算案など承認/織物事業協同組合総会
宮古織物事業協同組合(理事長・長濱政治副市長)の2016年度通常総会が5月30日、市伝統工芸品センターで開かれた。15年度の決算書類や16年度の事業計画案や収支予算案などを審議した結果、総額3855万2000円の16年度予算案など全議案を原案通り承認した。
同組合の15年度損益計算書によると、経常利益は822万38円で、法人税などを差し引いた純利益は624万5138円だった。
16年度予算は収入、支出ともに前年度比332万3000円減の3855万2000円。支出のうち一般管理費にこれまでなかった専務理事報酬として200万円を計上した。総会では長濱理事長らがその理由について、これまで専務理事報酬はなく、現在の専務理事は織りの講師を兼務することで講師としての収入を得ていたが、専務理事専任になる可能性を考慮して予算計上すると説明した。
総会ではそのほか、18年度の借入金を0円とすることや定款変更などについて審議した結果、いずれも原案通り承認した。