産業・経済
2016年6月3日(金)9:07
最後の追い込み/県議選
立候補3氏 政策浸透に全力
任期満了に伴う県議会議員選挙は終盤戦に入った。宮古島市区(定数2)の3候補は、街頭で有権者に政策などを訴えて、最後の追い込みに全力を上げている。宮古毎日新聞社では、宮古島市区に立候補している元市議で新人の嘉手納学氏(51)=公明推薦=、前市議で新人の亀濱玲子氏(62)=社民、社大、共産推薦=、現職で3期目を目指す座喜味一幸氏(66)=自民公認、公明推薦=に政策などを聞いた。3氏とも教育、福祉、農水産業、環境、観光などの振興策に取り組むことを強調。自衛隊の配備計画については、保守系の嘉手納、座喜味両氏は、災害時の支援や尖閣諸島周辺海域での安全操業の確保などから容認の立場を示したが、革新系の亀濱氏は、「命の水」を守ることを前面に、計画に反対する考えを打ち出している。投票は5日、即日開票される。期日前投票は5月28日から市役所平良庁舎と多良間村役場で行われており、2日までの累計では宮古島市4632人(男性2201人、女性2431人)、多良間村119人(男性72人、女性47人)となっている。