セリ実績6億円余/和牛改良組合多良間支部
15年度事業など報告
【多良間】宮古和牛改良組合多良間支部(豊見城玄弘支部長)の通常総会と優良牛表彰式が5月30日、JAおきなわ多良間支店で行われた。2015年度の事業報告では、宮古地区家畜市場の取引実績は、子牛販売頭数5674頭、同販売額は約36億6900万円(宮古家畜市場29億7100万円多良間市場6億9800万円)と、前年度に比べ5億5000円増の高値取引となった。
多良間家畜市場では、子牛1頭当たりの平均価格は去勢で66万1000円、雌で55万円だった。販売頭数は1132頭(前年度比122頭減)となった。
今後、交配計画の徹底と、子牛育成技術の向上を図り、発育の優れた素牛づくり、優良母牛の保留促進による出生頭数の増加が求められることなどが報告された。
15年度決算報告、16年度予算案も承認された。
表彰を受けたのは次の通り。(敬称略)
【優良子牛出荷奨励賞】▽知念勉(福人号)▽嘉味田久美子(美津国号)▽豊見城玄弘(照之国号)▽豊見城玄弘(将京号)▽湧川農(久福波号)▽豊見城玄弘(太陽号)▽島袋一雄(島北福号)▽羽地節子(羽百合号)