「わあ~おっきい!」/荒汐部屋
力士ら12人が児童と交流
大相撲の関取力士「蒼国来」が所属する荒汐部屋の力士12人が9日、市内の小学校を訪問した。校内を悠然と歩く力士の姿に「おっきい!」と目を丸くした子どもたち。たくさんの質問を浴びせながら力士と楽しい時間を過ごした。
荒汐部屋の力士は午前10時30分ごろ宮古入り。その足で、下地、久松、平良第一、伊良部、佐良浜の各小学校のほか、カンガルー保育園、老人ホーム、酒造会社を回った。
このうち、下地小学校の児童は「ご飯を食べる量はどのくらい?」「足のサイズは?」「好きな力士は?」「なんでお相撲さんになったの?」と質問攻めに。力士は「ご飯はどんぶりの杯ぐらいかな」「足のサイズは30㌢」などと返して子どもたちを驚かせた。
最後はハイタッチをしてお別れ。自身の手形入り色紙をプレゼントした蒼国来は「短い時間だったけど楽しかった。これからも一生懸命勉強してほしい。力士になりたかったらいつでも待ってるぞ」と優しく語り掛けていた。
児童会長の洲鎌太陽君は「来てくれてとてもうれしかった。テレビでしか見たことがなかった力士を生で見ることができて感動しました。頑張って稽古をして横綱になってください」と期待して来校に感謝した。
荒汐部屋の力士が宮古島に訪れたのは2014年に続き2度目。