ひ孫誕生が楽しみ

徳嶺吉太郎さん・セツ子さん

　夫妻の初ひ孫が今年に８月に誕生する。そして９月には２番目のひ孫が生まれる。子孫繁栄が続く。

　「産声を上げるひ孫との対面がとても楽しみ。盛大にお祝いしたい」と声を弾ませる。

　夫妻は今年で結婚56年を迎える。恋愛結婚だった。

　夫は復帰前は琉球政府の職員、復帰後は沖縄県の職員として勤めた。妻は復帰前は琉球電信電話公社、復帰後は名称変更の公社で引き続き働いた。

　徳嶺さんは、鏡原中学校卒。20代の時、琉球政府種畜場（那覇市与儀）で半年間研修を受けた。研修期間中に家畜人工授精師試験に合格。優秀な成績が評価され、職員として採用された。

　夫妻の趣味は、徳嶺さんが磯釣りで自己最高記録は重さ５㌔のタマン。「大きかった」と懐かしむ。

　セツ子さんは「さくらほりきり」貼り絵アートが得意。優れた作品は、市老人クラブ連合会主催の作品展で最優秀賞を受賞した。

　子供３人、孫８人。
　１９３３（昭和８）年６月１２日生まれ（吉太郎さん）
　１９３４（昭和９）年９月１０日生まれ（セツ子さん）