犯罪、非行のない社会を/社会を明るくする運動
リーフレット配布しPR
第66回社会を明るくする運動にかかるメッセージ伝達式と宣伝活動が1日、市内各地で行われた。車両広報やリーフレット配布活動で同運動をアピール。「幸福(しあわせ)の黄色い羽根」のシャツを着たメンバーが、広く市民に犯罪、非行のない明るい社会の実現を訴えた。
社会を明るくする運動は、犯罪や非行の防止と、罪を犯した人の立ち直りについて理解を深めることが狙い。それぞれの立場において力を合わせ、安全で安心な地域社会を築こうとする全国的な運動だ。
メッセージの伝達式と出発式が市役所平良庁舎で行われ、同運動宮古地区推進委員会の構成メンバーが参加して結束を深めた。
この中で那覇保護観察所宮古島駐在官事務所の髙野信幸保護観察官が「犯罪や非行のない社会をつくることは、すべての国民が活躍することのできる国づくりの礎」とする内閣総理大臣のメッセージを読み上げ、下地敏彦市長に伝達。県知事と県教育長のメッセージ伝達もあった。
宮古地区推進委員長の下地敏彦市長は、沖縄、宮古地区における犯罪発生状況に触れ、「犯罪や非行を生み出さない家庭や地域づくりを進めることが重要」と話した。その上で「一部の人たちだけではなく、地域のすべての人たちがそれぞれの立場で力を合わせる必要がある」と述べ、運動への積極参加を促した。
この後、参加メンバーは車両広報班とリーフレット配布班に分かれて行動を開始。車両班は6班に分かれて広報し、宮古全域で運動の趣旨をアピールした。
リーフレット班は出発式前の午前9時から市役所で活動を行った。出発式後は街頭に繰り出し、広く市民にリーフレットやティッシュを配って犯罪や非行のない社会の実現を訴えた。