港やビーチをきれいに/海保、市港湾課主催
クリーンアップに150人参加
ビーチ&ポート一斉クリーンアップ(主催・宮古島海上保安署、市建設部港湾課)が3日、平良港埠頭(ふとう)やパイナガマビーチで行われた。市民や企業、ボランティア団体など約150人が参加。炎天下、港や砂浜に捨てられた紙くず、空き缶、ペットボトルなどを拾い集めて環境美化に努めた。
6~7月までは「まるごと沖縄クリーンビーチ2016」キャンペーン期間で、県内全域で清掃活動が実施されている。
平良港で行われた出発式で、市港湾課の伊計盛之課長は「清掃活動を通して、平良港の円滑運用に協力をお願いしたい」と呼び掛けた。
参加者には軍手とボランティア用ごみ袋、熱中症対策として飲み物が手渡された。
清掃活動はあらかじめ決められた場所で行われ、参加者たちは紙やプラスチック、ペットボトル、缶、瓶、有害ごみなどに分別しながら丁寧に拾い集めた。
宮古総合実業高野球部12人とマネジャー2人も参加。キャプテンの下里杏太君は「試合だけでなく、ボランティアにも積極的に参加しようと決めた。平良港とパイナガマビーチは学校から近く、筋力トレーニングの場所にもなっている。日ごろからお世話になっているのできれいにしたいと思った」と話した。
海上保安署によると、この日集められたごみは2㌧トラックの2台分だった。