社会・全般
2016年7月13日(水)9:02
宮古島にまとまった雨
平良で61㍉ 干ばつ傾向解消へ
少雨傾向が続いていた宮古島地方で11日夜から12日昼にかけ、平良を中心にまとまった雨が降った。市は干ばつ傾向がほぼ解消されたと見て、予定していたサトウキビへのかん水をしばらく見合わせることにした。
宮古島地方気象台によると、11日午後7時から12日午後7時までの24時間雨量は多い順に▽平良下里61・5㍉▽城辺(新城)26・0㍉▽平良鏡原(宮古空港)21・5㍉▽多良間仲筋(多良間空港)12・5㍉▽下地島空港2・5㍉-。
市農政課は12日、各地の畑をパトロール。一部の畑には水が溜まっていることも確認したという。
宮古島地方は6月16日以降、平年に比べて降雨の少ない状況が続き、気象台は6月30日に「長期間の高温と少雨に関する気象情報」を発表して、農作物の管理などに注意を呼び掛け。市は、キビなど農産物への被害が懸念されることから、かん水を実施する予定だった。