教育・文化
2016年7月14日(木)9:02
糖尿病の「間食」こつ紹介/徳洲会伊良部診療所
患者ら対象に勉強会
徳洲会伊良部島診療所(斉藤憲人院長)で12日、「糖尿病と間食」をテーマにした健康教室が行われた。
岡崎友理子医師は「糖尿病の人は食事で血糖値が急激に上がる。さらに間食すると血糖が常に高い状態になる」と説明した上で、それでも間食が我慢できない場合の工夫について紹介した。
間食の工夫について岡崎医師は、間食の時間帯は寝る前ではなく、食べた後に動くことのできる日中に食べるほか、食後にデザートとして摂ることを呼び掛けた。
さらに、食べ物としては堅くてかむ物や自然に近い物を勧め、具体的には果物やせんべい(固いもの)などを紹介。飲み物については牛乳や豆乳などが適していることなどが説明された。
そのほか、おやつを上手に食べるこつとして▽エネルギー量や炭水化物量の高いものは量を調節▽食べる時間・タイミングを考える▽ひと口で食べてしまわず、ゆっくりと味わって食べる▽おやつを無意識に食べない(習慣化せず、決めた日、時間に食べる)-などを紹介した。