政治・行政 社会・全般
2010年11月3日(水)9:00
チラシ配布、納付呼び掛け/県税・市町村税整理強化月間
市長らが街頭キャンペーン
県と市は2日、宮古地区県税・市町村税滞納整理強化月間(11月1日~12月)ちなんだ街頭キャンペーンを実施した。下地敏彦市長、県宮古事務所の黒島師範所長らが市内の大型スーパー前で、買い物客らにチラシを配布し、県税・市税の納付を呼び掛けた。
県税・市税の徴収強化に取り組むことにより、自主財源および税の公平・公正を確保するのが目的。
下地市長は「県税・市税ともに私たちの生活基盤、福祉、医療をまかなう重要な財源。市民が等しくサービスが受けられるよう、税の仕組みや役割を市民に理解させてほしい」と述べた。
黒島所長は、県税の役割や重要性などを説明した上で「催告しても納めない滞納者に対しては、財産の差し押さえなどの仮処分も行うことにしている」と語った。
市によると、2010年度9月末現在の市税徴収率は57・71%で、前年同期51・94%と比べ5・77ポイント増えている。