労働災害ゼロを誓う/大米建設が社内安全大会
「災害は無理と油断と焦りから 意識を高めてゼロ災害」を社内安全スローガンにした大米建設(仲本靖彦社長)の社内安全大会が15日、建設会館ホールで開かれた。約120人の社員及び協力会社が参加して向こう1年間の労働災害ゼロを誓った。
仲本社長はあいさつで「建設現場における死亡事故が増加傾向にある中、従事者の高齢化に伴い安全環境も厳しくなっている。加えて、これから高温多湿の時期を迎え、熱中症の発生も懸念される。大会を機に健康に留意するとともに、安全管理に努め、向こう1年間の労働災害ゼロを目指そう」と呼び掛けた。
宮古島署の中地誠交通課長と、宮古労働基準監督署の嘉数剛署長が、それぞれ建設業に関連した交通事故や労働災害状況について講話。小さな気のゆるみが事故に結びついているとして、日ごろの集中を促した。
これを受けて参加者全員が指差し呼称。三大災害絶滅運動の徹底や安全衛生教育の推進など、労働災害ゼロを目指し誓った。
大会では安全表彰も行われ、同社建築部の照喜名大地さん、船舶部の金村三起也さん、重機・車両部の久志国広さん、石油販売部の砂川隼人さん、それに協力会社として新里土木(下地紀孝代表)、前里工業(前里光盛代表)が安全功労表彰を受けた。