来年はスポーツ観光施設活用/トライ大会第3回専門委
大会振り返り意見交わす
今年4月17日に開催された第32回全日本トライアスロン宮古島大会の第3回専門委員会が28日、市役所平良庁舎で開かれた。各専門部の部長や担当、事務局が同大会を振り返っての反省点などについて意見を交わした。次回大会の開会式と表彰式は2017年4月供用開始予定のスポーツ観光交流拠点施設で実施する方針を事務局が示した。
同委員会では事務局が第32回大会の実績や結果などを報告。各専門部はそれぞれの反省事項や改善案、大会全般に関する改善要望などを発表した。
競技総務部はスイムスタートをこれまでの波打ち際から砂浜に移動させたことでスムーズなスタートができたことを報告。水泳部はボランティアが例年より減少して監視体制の完成が遅れたことを反省点として挙げ、人材確保のあり方についての検討と監視体制の見直しの必要性を訴えた。
自転車部は競技終了後に競技場の照明が消されるとバイク返却を行っていたバイクゴール地点も真っ暗になり支障を来したことを報告し改善を求めた。マラソン部は走路員ボランティアの確保に苦戦したとして、関係団体への早期協力要請が必要との考えを示した。
医療救護部は宮古病院からの意見として、定員増に伴い救護者数も増加したとして、参加選手数の再考と医療収容者が減少する施策などを求める要望があること報告した。
現在、建設中で17年4月供用開始予定のスポーツ観光交流拠点施設について事務局は、次回大会から開会式、表彰式会場として活用する方針を示し、施設概要を紹介した。