宮古代表3チームが決定/沖縄ロボコン地区予選
来月の県大会に出場/自動制御技術を競う
8月20日に県立博物館・美術館で開催される「WROJapan沖縄ロボコン2016」(主催・同実行委、県)の宮古地区予選大会が29日、県宮古合同庁舎講堂で行われた。小学生から高校生までの18チームが出場し、プログラミングやロボットを自動制御する技術を競い合った。競技の結果、「チーム平一」「下地中学校理工学研究会α」「宮古工業あまね」の3チームが優勝し、来月の県大会に宮古代表として出場することとなった。
WROとは、自立型ロボットによる国際的なロボットコンテスト。プログラムにより自動制御する技術を競うもので、科学技術を身近に体験できる場を提供するとともに、創造性や問題解決力の育成を目指している。
昨年は、宮古工業のチームが県代表で全国大会に出場し、準優勝に輝いたほか、下地中のチームも県大会を勝ち抜き全国大会に出場している。
今年の予選大会では、小学生から高校生までが、事前に発表されたルールにのっとり、課題をクリアしながら順位を競い合った。
優勝したチーム平一の吉田凌海君(平一小5年)は「優勝できてとてもうれしい。県大会でも優勝して全国大会に出場したい」と述べた。
中学の部優勝の下地中学校理工学研究会αの羽地新君(3年)も「県大会でも当日にコースが発表されるので、しっかりそれを見極めながら優勝を目指したい」と意気込みを示した。
高校の部を制した宮古工業あまねの大久保周君(3年)は「優勝を目指すが、まずは楽しむことが一番なので県大会では大会を楽しみたい」と話した。
大会の結果は次の通り。
【小学校】▽優勝=チーム平一▽準優勝=FROM-30(北小)▽3位=LEGO幕府(平一)
【中学校】▽優勝=下地中学校理工学研究会α
【高校】▽優勝=宮古工業あまね▽準優勝=宮古工業ほしき▽3位=宮古工業れいや