宮古島店きょうオープン/ドン・キホーテ
県内4店舗目 インバウンドにも期待
日本最大級の総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」の宮古島店(佐伯航店長)がきょう11日にグランドオープンする。開店前日の10日には、報道機関を招いた内覧会が行われた。ドン・キホーテとしては国内初の「島」出店となり、店内には生鮮食品や加工食品、酒、化粧品など約4万7000品目の商品が陳列され、沖縄では初となる鮮魚も販売される。
内覧会では、ドン・キホーテ沖縄支社の平田一馬支社長と同店の佐伯店長が店舗の概要や今後の取り組みなどについて説明した。
平田支社長は「コンセプトは『地元還元型店舗』。さらに全国から訪れる観光客やインバウンドも含め多くの客を取り込みたい。売り上げは年商億円を目指している」と話した。
従業員数は約150人でスタートする。内訳は、正社員が24人、アルバイトが約130人。正社員のうち6人が宮古島での採用となり、アルバイトスタッフもすべて宮古島採用となっている。
さらに、インバウンド対応スタッフとして、中国語が話せるスタッフも配置する。
商品構成は食品が40%、日用消耗品・化粧品で28%、家電が8%、家庭雑貨品9%などとなっている。
店舗のテーマは「地元還元型店舗」に沿って品ぞろえ、店内装飾を含め宮古島を感じる内容となっている。また、特徴の一つとしてマリンレジャー品は年間を通して陳列し続けるとしてる。
開店時間は午前9時から翌日の午前3時まで。毎日18時間営業を予定している。
宮古島店は袖山入口交差点の東側で、県道78号線とイオンタウン宮古西里店に挟まれた場所に建設されている。地上1階のワンフロアで売り場面積は3146平方㍍。
県内では、4年前に宜野湾店を開店させ、うるま店、国際通り店の3店舗があり、宮古島店は4店舗目となる。