宮古に「ドンキ」オープン/ドン・キホーテ宮古島店
初日から店内にぎわう/関係者集いテープカット
全国展開する総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」(本社・東京)の国内初の離島店舗となる宮古島店(佐伯航店長)が11日午前、平良西里にオープンした。バラエティーに富んだ品ぞろえを誇る店内は初日から大勢の買い物客でにぎわった。オープン前にはセレモニーが開かれ、関係者らがテープカットで開店を祝った。
オープニングセレモニーにはドン・キホーテ沖縄支社の西森州平統括店長、下地敏彦市長、下地義治宮古島商工会議所会頭、安里繁信沖縄公共政策研究所理事長、佐伯店長が出席した。
主催者を代表して西森統括店長が「地域、海外からの顧客に愛される店作りを目指していきたい」との考えを示すとともに「ドン・キホーテならではのどきどきする空間作りと地産地消の品ぞろえで、宮古島の経済活性化と世界に発信できるブランドの底上げに寄与できれば幸せ」と語った。
来賓祝辞では下地市長が「島への出店という国内初の試みに宮古島を選んでもらい大変うれしい。市民だけでなく多くの観光客の購買意欲を促進し、地域全体の経済活性化に貢献してもらえるものと期待している」と述べた。
テープカットではセレモニー出席者が紅白のテープにはさみを入れ開店を祝った。
店舗前にはオープン前から開店を待ちわびる大勢の買い物客が列をなしていて、その先頭にいた午前4時分から並んでいたという3組に店から記念品が贈られた。
オープン時間を迎えると並んでいた買い物客が続々と店内に入り、目当ての品を探したり、取扱商品約4万7000品目をそろえる広い店内を巡りながら品定めをしたりして買い物を楽しんだ。
オープニングのアトラクションでは地元のエイサーチーム「男塾 武-Doo」がエイサーを演舞したほか、県公認の「美(ちゅ)ら島沖縄大使」を務める歌手の大城バネサさんが歌を披露した。
同店の営業時間は午前9時から翌午前3時。年中無休。