街づくり含め、道路整備要請/西里大通り商店街振興組合
市長「県には伝達する」
西里大通り商店街振興組合の羽地昇子理事長ら5人が15日、市平良庁舎で下地敏彦市長に西里大通り商店街の道路整備事業と諸改修事業(街づくり)に関する要請を行った。下地市長は「県に要請は伝達する」と答えた。
羽地理事長は▽道路は車道5㍍を確保して、2㍍のコミュニティー道路とすること。県が調査を行った「道路構造の比較検討表」のC案、歩車共存道路(コミュニティー道路)の内容で行うこと▽下水道の整備・電柱の地中化▽魅力ある街づくり(地区開発・諸改修)-などが書かれた要請書を手渡した。
下地市長は「C案に関しては、県に確認した結果、費用対効果の面から、この案の事業選択は厳しいとの回答だったと、以前に書面で伝えている」と述べ「その時に皆さんが組織を作って、街づくりについて進めるとのことだったが、どうなっているのか」と尋ねた。
これに対し羽地理事長は「組織については足踏み状態だが、街づくりについても一緒にお願いできないかとの要請でもある」と述べた。
下地市長は「皆さんが街づくりの受け皿となるような組織を作って取り組めば市も支援はする」と答えた。
要請には宮古島市議会議員の新里聡氏、山里雅彦氏と池間豊氏が同席した。