宮高がコンテストV/ダンスキャンプ
2on2はOKINAGO/キャンプの成果を披露
「2016ダンスキャンプin宮古島」は25日、ダンスコンテストと2on2バトルを行い、コンテストは宮高が1位、2on2バトルはOKINAGOが優勝した。キャンプはこの日で終了した。参加した46人はダンスのことだけを考えるキャンプを通して技術を磨き、ダンスで知り合った仲間との絆を深めた。
市の教育委員会が主催するダンスキャンプは23日に始まった。宮古島市と沖縄本島、八重山の子どもたちが参加し、プロのダンサーの指導を受けた。
最終日のダンスコンテストには平良中、宮高、BaBeXX(八重山高校ダンス部)、Bombshellがエントリーし、3日間の成果を競い合った。
それぞれ趣向を凝らした舞台演出と持てるパフォーマンスを発表。アップテンポの音楽に合わせてパワフルに踊って歓声を浴びた。
即興の音楽に乗って踊る2on2バトルでも高いスキルが見られた。2人ずつが向き合い、交互に踊ってその技術を競うバトルに観客はくぎ付けだった。
GBキッズによるエキシビションや、プロダンサーによるショーケースも行われた。最後は全員で踊ってキャンプを締めた。
ダンスコンテストを制した宮高ダンス部部長の砂川柚香(ゆずか)さんは「振りをつくる時間がなくて発表内容を高められるかどうか不安だったけど、評価をもらってうれしい」と満面の笑みで語った。
キャンプについては「沖縄の同世代とダンスを通して交流ができた。ダンスの広がりを感じたし、好きなことに打ち込む時間はとても楽しかった」と話した。
2on2バトルのOKINAGOは、名護中3年の崎山大雅(たいが)君と普天間高2年の山原夢叶(ゆめか)さんのチームで、柔軟性と躍動感にあふれるダンスで優勝を飾った。崎山君は「山原さんとは初めて組んだけど、うまくできた」と話し、「キャンプは勉強になった。温かい人たちと触れ合うことができた」と振り返った。
山原さんは「沖縄本島での活動とは違う雰囲気の中で多くを学んだ。同じ世代の高校生と踊ることができて本当に楽しかった」と充実した表情で話した。