教育・文化
2016年8月31日(水)9:03
大宜見氏の著書を贈呈/出版を実現させる会
市教委に「日本民族大移動」152冊
宮古島市出身で古代史研究家の大宜見猛さんの著書出版を実現させる会(古波蔵和夫、真栄城忠之共同代表)は30日、市役所城辺庁舎に宮國博教育長を訪ね今月出版された大宜見さんの著書「日本民族大移動」152冊を寄贈した。
贈呈式では、同会の下地昭五郎事務局長と川満幸弘事務局次長から宮國教育長に「日本民族大移動」が手渡された。
下地事務局長は「次代を担う若者たちがこの新しい歴史観を通して自信と誇り、勇気と希望を持ってたくましく生き、豊かな社会づくりに貢献すること願っている」とあいさつした。
贈呈を受けた宮國教育長は「この著書は新たな歴史観としてとてもロマンがある。多くの子供たちや市民がその内容にふれて故郷のロマンを感じてほしい」と述べた。
152冊の配布内訳は、島内の中学校に15冊、県内高校に64冊、県内図書館に71冊となっている。
著者の大宜見さんは 南風原町在住で、農園経営のかたわら古代史研究に打ち込み、沖縄、日本の新しい歴史観を著書にまとめた。