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社会・全般
2010年11月3日(水)23:00

第21代宮古島商工会議所会頭に就任した下地義治氏(62歳)

敷居の低い会議所に

  

下地義治氏(62歳)

下地義治氏(62歳)

 中尾英筰前会頭の後を継いで、第21代宮古島商工会議所会頭に就任した。「当面の活動は、前会頭が2010年度の計画に示した施策を継いで進める。職員の意識を変え、明るい会議所にしたい。敷居の高い会議所と言われたくない。誰でも気軽に来て相談できる会議所にしたい」と抱負を語る。


 現在の議員は、若返ったと強調。「2代、3代目が多い。執行部の常議員に入れて若い世代を育て、会議所活動のレベルアップを図るのも大きな役割」と話す。

 旧下里公設市場跡地に建設する新市場は、来年4月ごろのオープンを予定している。「平良市街地は、商店街を中心に発展してきた。新市場は商店街活性化の拠点にする必要がある。郊外のスーパーと違った商売の方法があってもいい。例えば、1階で買った魚を2階の食堂で料理にしてもらえたら面白い」とユニークな発想を披露する。

 観光振興に関しては「海のレジャーを目的に若者たちが大勢来る夏場は良い。冬場の観光が課題になる。宮古では見る所が少なく、連泊できる体験型のプランを作らないとならない。島田紳助さんのテレビ番組の影響は大きい。民宿が増えれば、客は増えるのでは」と一つの展望を示す。

 平良港における耐震バースの整備は、宮古圏域の重要な課題と指摘。「石垣に耐震バースはあるが、宮古にはない。大地震の際に食料を途絶えさせないために、耐震バースは必要。現在は大型クルーズ船の接岸も厳しい状況にある。北風の強い日は、大型フェリーの接岸にも支障を来している。これらの課題解決のために耐震機能を備えた規模の大きいバースの整備は必要」と強調する。

 下地 義治(しもじ・よしはる) 1948(昭和23)年6月25日生まれ。平良下里出身。71年東京電機大卒。73年共和産業入社。83年同社常務。95年同社社長。2000年~03年まで宮古島商工会議所副会頭。10年11月同会議所会頭就任。座右の銘は「わがことにおいて後悔せず」。趣味はゴルフ。


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