トライ、来年4月23日開催/実行委総会
一部式典、ドーム型施設で/実施要項など確認
宮古島トライアスロン実行委員会の総会が7日、レストランクールで開かれ、来年の第33回大会の要項や歳入歳出予算について協議し、33回大会の開催期日を4月23日にすることを決定した。同実行委員会会長の下地敏彦市長は「今年の大会も皆さんの協力のおかげで成功し本当に感謝している。来年の大会も安全、安心な大会にするので協力をお願いしたい」と呼び掛けた。
来年大会もスイム3㌔、バイク157㌔、ラン42・195㌔の計202・665㌔で争われる。
参加費は一人4万円で、支給品、傷害保険料、カーボンオフセット料などが含まれる。
申し込みは10月3日から受け付けを開始する。郵送による申し込みは11月4日消印有効。インターネットによる申し込みは11月30日までとなっている。
第33回大会の予算は1億2281万2000円を計上。内訳は、補助金・負担金が858万1000円、一般参加費などが含まれる事業収入が6636万1000円、協賛金・協賛金は3726万4000円。
この日の総会では事務局から第32回大会の事業報告も行われた。申し込みは18の国と地域から計3231人あり、参加定員が200人増えたことで過去最多の1546人が参加したことが説明された。
次回大会の課題と取り組みとしては、参加定員が増えたことによる影響を再度検討し、スイム競技のスタート方法などについて安全対策に努めるほか、一部式典を来年4月供用開始予定のスポーツ観光交流拠点施設(ドーム型施設)で行うことにあたって、混乱が生じないよう、変更点を選手・大会関係者に徹底周知することなどが示された。
ドーム型施設では開会式と閉会式のほか、選手受付や競技説明会なども予定している。
そのほかにも、経済不況が続く中で協賛企業や協賛金の減額に対する取り組み強化を図り、財政面の健全化に向けた取り組みの徹底なども確認した。