新社屋の落成を祝う/本社
平良社長「郷土発展に鋭意努力」
宮古毎日新聞社(平良覚社長)は8日、新しい社屋の落成式典・祝賀会を平良西里の新社屋で行った。約100人が出席し、落成を祝うとともに、より読者に親しまれる新聞社に発展していくよう期待を寄せた。平良社長は「新社屋を拠点として、郷土の産業発展、福祉の向上、文化の振興に鋭意努力していきたい」と決意を述べた。同日は、関係者を招き内覧会も開催した。
4階建ての新社屋は、1階に受付、総務部、経理部、広告部などの各部を設
け、2階は編集部、整理制作部、情報メディア室。3階は多目的室や会議室、資料室を配置し、4階は役員室などを設置した。
式典では工事施工に携わった都一級建築士設計事務所(垣花正昭社長)、佐平建設(佐平八十男社長)、大和電工(宮里敏彦社長)に、本社の山内忠会長から感謝状が贈呈された。
来賓の下地敏彦市長は「今後とも市民に愛される新聞社としてまい進してほしい」、時事通信社の大室真生社長は「読者の信頼を礎として発展することを期待する」とそれぞれ祝辞を述べた。
引き続き行われた祝賀会は、琉球舞踊穂花会の亀浜律子さんによる「かぎやで風」で幕開け。シャンソン歌手の大地緑さんが歌を披露した。
幕間には、本社の真栄城宏顧問、沖縄振興開発金融公庫の宮城健三理事、日本新聞協会の川嶋明専務理事、琉球新報社の富田詢一社長、沖縄タイムス社の武富和彦常務がそれぞれ乾杯の音頭を取った。