「宮古の景色や食を発信」/JAL西日本地区
中野支配人が市長表敬
日本航空(JAL)執行役員で西日本地区支配人の中野星子氏が14日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、「宮古島の景色や食を地元の人たちと一緒に発信していきたい」と、さらなる送客に意欲を示した。
昨年12月に続き2度目の来島。今回は、久貝富一県宮古事務所長や豊見山健児宮古島観光協会長、下地義治宮古島商工会議所会頭らを表敬訪問したほか、伊良部島内の各施設などを視察。夜は行政や経済界、ホテル業界の代表らと懇親会を開き、観光産業の現状や振興策などについて意見を交わした。
下地市長を表敬した中野氏は、関西地区では沖縄とその周辺離島が主力商品だと言い「その活力を伝えていくには、実際に現地を訪問し見たり、食べたり、聞いたりした方が説得力が増す」と来島の目的を強調。「宮古は観光だけでなく、宮古牛、宮古そば、マンゴー、イセエビなどの食も魅力的」と語った。
来年1月には、日ごろから交流のある上場企業の女性役員ら20~30人でのツアーを予定していることも報告。「北海道やベトナムなども回った。日ごろは忙しい方たちで、旅行では『自分へのご褒美』と称してエステやゴルフなどを楽しむ。来年はぜひ宮古島へお連れしたい」と話した
同社関西地区販売部長の越智健一郎氏、日本トランスオーシャン航空(JTA)取締役執行役員で販売部門長の東川平靖氏らが同席した。