救急業務の重要性学ぶ／消防・救急フェア

　救急の日と救急医療週間にちなんだ「消防・救急」フェアが１０日、市内のスーパー前で行われた。同フェアでは心肺蘇生体験コーナー、消防車、救急車と宮古島市のマスコット「みーや」の塗り絵などを家族連れの買い物客らが楽しみ、救急の重要性などを学んだ。（９月１１日掲載）

パレードで集落練り歩く／西原ミャークヅツ

　平良西原ミャークヅツのパレードが１０日、集落内で行われた。地域の男性がクイチャーを踊りながら練り歩き、五穀豊穣と子孫繁栄を祈願した。平良西原ミャークヅツの２日目は、午前５時から仲間御嶽で始まった。「マスムイウヤ」と呼ばれる男性が新生児の数を報告し、子孫の繁栄に感謝した。（９月１１日掲載）

児童生徒の歓声響く／小中８校で運動会

　秋の運動会シーズンが幕開けとなった１１日、計８小中、学校（城辺は小、中合同）で、盛大に運動会が開催された。前日までの雨の影響が心配されたが、晴れ渡った秋空の下で児童、生徒たちはこの日のために練習してきたリレーやダンス、組体操などを披露し、会場に詰め掛けた保護者や地域の人たちから大きな拍手を受けた。（９月１２日掲載）

実質収支１４億円黒字／市１５年度一般会計決算

　宮古島市の２０１５年度一般会計の歳入決算額は４１６億９５００万円、歳出決算額は４０２億７７００万円で歳入、歳出差引残額は、１４億１８００万円となった。翌年度に繰り越す財源がゼロとなったことから実質収支額は歳入、歳出差引残額と同額の１４億１８００万円の黒字となった。（９月１２日掲載）

市政への関心７割／市民アンケート

　宮古島市がこのほど、第２次市総合計画の策定に当たって実施した市民アンケートの結果（速報値）を公表した。市政に関する問いでは、「大いに関心あり」「やや関心あり」と答えた人が全体の６７・１％に上った。行財政改革では、組織のスリム化と人件費の抑制を求める声が最も多かった。（９月１３日掲載）

砂川さんが大会初優勝／５・２４㌔のタマン釣る

　１匹のタマンの重さを競う第１０回沖縄バトルカップタマン大会（日本釣振興会沖縄県支部）が今月上旬、沖縄本島、宮古島、石垣島を会場に開催された。釣り愛好者３０３人が腕前を競った結果、宮古島から参加した砂川貴哉さん（３２）＝下地＝が重さ５・２４㌔、全長７８㌢の大物タマンをゲット、念願の初優勝を果たした。（９月１３日掲載）

可決の判断持ち越し／補正予算を経済工務委

　宮古島市議会経済工務委員会は１３日、付託議案の討論と表決が行われた。２０１６年度の一般会計補正予算案の同委員会に審査依頼された歳出予算については、複数の委員から「当局の説明不足」との意見が出され、１４日に再度当局に詳細な説明を求めて、その内容を確認した上で判断することとなった。それ以外の議案はすべて可決された。（９月１４日掲載）

宮古島市３７人多良間村１人／県内１００歳以上

　「敬老の日（１９日）」を前に、県子ども生活福祉部が１３日に発表した１００歳以上の高齢者数（１５日時点）によると、宮古島市は前年に比べ３人増の３７人、多良間村は１人となった。県全体では１０１１人と前年比で４８人増。１９７２年の統計開始以降で過去最多を更新した。（９月１４日掲載）

新庁舎建設へ関連予算を可決／市議会総務財政委

　市議会の総務財政委員会は１４日の委員会で、総合庁舎建設へ向けた「基本構想・基本計画策定業務委託料」２４００万円が盛り込まれた一般会計補正予算を原案通り可決した。採決では４対４の可否同数だったが、嵩原委員長が「可決すべき」と判断。委員長裁決で決着した。（９月１５日掲載）

怒号飛び交い開催できず／千代田で陸自配備説明会

　千代田カントリークラブへの陸上自衛隊配備計画に伴う千代田地区説明会が１３日、千代田部落公民館で行われたが、配備賛成派の根間啓次部落会長が今回の説明会開催について、役員との調整も行わず一方的に日程の設定や非公開とする実施方法について独断で進めたことに住民から強い不満の声が出され、公民館内には一時怒号が飛び交い説明会は流れた。（９月１５日掲載）

議員定数４減の「２２」が最多／全議員アンケ結果を公表

　市議会の議会改革調査特別委員会は１５日、議員定数についてのアンケート結果を公表した。２５人の全議員が回答し「議員定数は何人が妥当か」については、現在の定数２６から４減の「２２」と答えたのが９人と最も多かった。６減の「２０が妥当」としたのは２人で、現状維持は６人。平均は２３・４人で「増やすべき」とした議員はいなかった。（９月１６日掲載）

還付金詐欺未遂が続発／宮古島署が注意呼び掛け

　宮古島署は１５日、同署管内で高齢者を狙った還付金詐欺未遂事件が１３、１４日に連続して２件発生したと発表した。同署は還付金などの電話を受けた際は、子どもや身近な人に相談するか、それが困難な場合は１１０番するよう、注意を呼び掛けている。（９月１６日掲載）

保守系議員ら１２人で構成／防衛議員連盟が発足

　国防意識の普及や自衛隊の必要性などについて、市民に理解してもらうことなどを目的に市議会の保守系議員らで構成する県宮古島市議会防衛議員連盟がこのほど発足した。１２人のメンバーのうち１０人が１６日に市役所平良庁舎で会見を開き、役員体制や今後の取り組みなどについて説明した。会長には佐久本洋介氏、副会長は垣花健志氏が就任している。（９月１７日掲載）

経常利益で１億円余の赤字／宮古製糖株主総会

　宮古製糖の第57期（２０１５年７月１日から１６年６月３０日）定期株主総会が１６日、ＪＡおきなわ宮古地区本部大ホールで開かれた。第５７期の決算など２議案が審議され、いずれも全会一致で承認された。同期は操業期間長期化に伴う人件費増加などにより、経常利益でマイナス１億１９１７万円、当期純利益はマイナス６５９０万円と赤字を計上した。（９月１７日掲載）