来間兄弟(西辺中)日本武道館賞/高円宮杯書写書道
瑞慶覧さん、奥濱君は奨励賞
第32回高円宮杯日本武道館書写書道大展覧会(主催・日本武道館、後援・文部科学省、中国大使館ほか)の入賞者発表がこのほどあり、市内の蒼海書道会(池田海真会長)が運営する池田書道塾で修練に励む塾生、来間海空君(西辺中3年)と来間太陽君(同2年)の兄弟が日本武道館賞に輝いた。また、瑞慶覧琉華さん(平良中1年)と奥濱倖敬君(伊良部小6年)の2人が大会奨励賞に選ばれた。池田会長は「今後のさらなる精進を期待する」と激励した。
出品した課題は、来間海空君が行書「生い茂る夏草」、来間太陽君が行書「湖水に映る山」、瑞慶覧さんが行書「白い雲の峰」、奥濱君が「大河」。
4人とも賞状と楯を前に笑顔。来間海空君は「とてもうれしい。次は一番上の賞を狙って頑張りたい」、来間太陽君は「特別賞にはあと一歩届かなかった。次は特別賞を狙う」とそれぞれ意欲を見せる。
瑞慶覧さんは「大会奨励賞がとれて、うれしい。もっと上の賞を目指して頑張る」と決意を新たにした。
奥濱君は今年1月から書道を習い始めており、これからの上達に期待が寄せられている。
同大展覧会は、書写書道を通して青少年の健全な心身の育成と国民の豊かな心情を養い、併せて伝統文化の普及振興を図り、国際的発展に寄与するのが目的で開催されている。