12/19
2024
Thu
旧暦:11月18日 仏滅 丙 
社会・全般
2016年10月8日(土)9:04

自然保護に決意新た/飛来する環境守ろう

サシバ保護パトロール出発式


「サシバが来る島の自然を守ろう」と決意を新たにした出発式=7日、市伊良部庁舎前

「サシバが来る島の自然を守ろう」と決意を新たにした出発式=7日、市伊良部庁舎前

 2016年度サシバ保護合同パトロール出発式が7日、市伊良部庁舎玄関前で行われた。県自然保護課、市環境衛生課、野鳥の会など関係機関が参加した。宮古島に本格的な秋の訪れを告げるサシバの渡りは、寒露のタカ渡りともいわれ、この時期に、繁殖地から宮古島などを中継して、越冬地に南下する。参加者はサシバが飛来する島の自然環境を守ろうと決意を新たにした。



 出発式で県自然保護課の古田さゆり主事が「この活動も今年で44年目を迎える。県もサシバが訪れるこの素晴らしい自然環境を次代に引き継ぐため各種施策を積極的に推進する」と金城賢課長のあいさつを代読した。


 伊良部中学校生徒会長の高志保聖羅さんは「きょうのパトロールでサシバ保護を多くの人に強く訴えたい」


 伊良部高校自然クラブ副部長の仲原祐希実さんは「島の自然環境を調査するために、楽しみながら活動し、学んでいきたい。そしていつまでもサシバが飛来する島であるよう、自然環境を守っていきたい」とそれぞれ活動への意気込みを語った。


 式後、宮古島署のパトカーを先頭に、島内を広報パレードし、サシバなど野鳥の保護を広報した。


 県自然保護課、伊良部中高等学校の生徒、宮古野鳥の会会員らが8~21日まで、市伊良部庁舎で飛来数のカウント調査を行う。宮古野鳥の会は16日午後3時からサシバ市民観察会を予定している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年12月12日(木)9:00
9:00

ローズウッド来年3月開業/平良荷川取

世界的高級ホテル日本初進出/観光振興、地域活性化に期待   世界的高級ホテルチェーンの「ローズウッドホテルズ&リゾーツ」(本社香港、ソニア・チェンCEO)は、日本初進出となる「ローズウッド宮古島」を来年3月1日に開業、今月10日から同ホテル公式ウェブ…

2024年12月11日(水)9:00
9:00

「これからも地域と共に」

開業40周年、関係者招き祝賀会/宮古島東急ホテル&リゾーツ   宮古島東急ホテル&リゾーツ(白木敦義総支配人)は9日夜、同ホテルの開業40周年記念祝賀会を開催した。島内外の観光関係者、パートナー企業らを招き、これまでの感謝を示すとともに今後のさらなる…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!