本土への職種体験で説明会/地域雇用創造協
JAXAなど訪問へ
高校生を対象とした2016年度の「地域にない職種企業への訪問・体験事業」(主催・宮古島地域雇用創造協議会)へ参加する生徒と保護者向けの説明会が11日、琉球銀行ビルで開かれた。親子8組が参加し、日程などについて説明を聞いたほか、生徒たちが本土企業訪問を前に抱負を語った。
同事業は、職業に対する興味、意識を深めてもらい、将来の上級学校への進学や就職について考えるきっかけを作ることなどを目的に実施されている。
今年は宮古高校から6人、宮古工業高校から2人の2年生が参加。11月7日から12日までの日程で、全日空や筑波大学、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、Yahoo、オリエンタルランド、ANAウイングスなど計10社の訪問を予定している。
説明会の冒頭、宮古島地域雇用創造協議会長の長濱政治副市長が「めったに行くことのできない会社を訪問することは貴重なこと。大いに勉強してきてほしい」と高校生を激励した。
説明会では事務局が事業の目的や、行程スケジュール、注意事項などを説明。参加する高校生は「宮古では体験できないことを体験して、吸収したい」や「今回の経験を今後の進路決定に生かしたい」、「興味ある企業だけでなく、興味のないところからもいろいろと勉強したい」など一人一人が抱負を語った。