グランプリに樋口さん(岡山)/カギマナフラコンペティション
8部門に28チーム160人出場/踊りの基本や表現力競う
インターナショナル・フラ・コンペティション「カギマナフラin宮古島2016」のメインプログラムであるコンペティション(競技会)が16日、マティダ市民劇場で開かれた。8部門に28グループ・個人、約160人が出場。踊りの基本動作や表現力などで審査した結果、各部門優勝者の中で最も評価の高かった人に贈られるグランプリは「トゥトゥ(70歳以上)ソロ部門」優勝の樋口文子さん(岡山県)が獲得した。
今大会には「オピオ(12~22歳)部門」に2グループ、「ワヒネ(23~44歳)部門」に6グループ、「クプナ(45~69歳)部門」に5グループ、「トゥトゥ・ソロ部門」に2人、「カヒコ(古典フラ)部門」に2グループ、「カネ(男性フラ)部門」に2グループ、「ミスフラカギマナ宮古島部門」に2人、年齢、男女を問わない審査対象外の「ホイケ部門」に7グループが出場した。
グランプリ受賞で「トゥトゥ・ソロ部門」優勝の樋口さんが所属する団体「ハウオリーズ・マサコ・アケタ・フラ・スタジオ」からは「カネ部門」出場グループと「ミスカギマナフラ部門」出場の緋田千春さんも優勝し3冠獲得となった。
「オピオ部門」は沖縄県の「フラ・ハラウ・オ・プアエナ・オキナワ」、「ワヒネ部門」は千葉県の「ハーラウ・モク・ヴァエナ」、「クプナ部門」は東京都の「ハーラウ・カフラ・オ・ハワイ」、「カヒコ部門」は北海道の「フラ・マインド・イリアヒ」がそれぞれ優勝した。
地元宮古島からは「アイラナ・フラ・スタジオ」が「クプナ部門」で2位に入賞した。
グランプリに輝いた樋口さんは「選ばれてびっくりだが、すごく楽しく踊らせてもらった。今回で2回目の出場で、段々とレベルアップしてきた気はしている。来年もまた出場したい」と語った。
各部門優勝者には主催者から賞状と宮古島特産品などの副賞が贈られた。
表彰式後のフィナーレでは全員でハワイの歌「ハワイアロハ」を合唱し、大会の幕を閉じた。