歌や合奏で心一つに/市民総合文化祭・音楽祭
団体720人がハーモニー
第5回宮古島市民総合文化祭「児童・生徒の部」音楽祭が7日、マティダ市民劇場で開かれた。小、中学校から16団体延べ720人が参加し、合唱や合奏で学年やクラスの心を一つにした。外はあいにくの雨だったが児童、生徒たちの息の合った歌声やバンド演奏が満席の会場を和ませた。
各学校の1学年や複数の学年で団員を構成し、
この日のために練習してきた成果を伸び伸びと発表した。
南小6年生101人は、父から子へのメッセージが詰まった「小さな木の実」をリコーダーで演奏。伊良部小6年生15人は、支え合うことの大切さを込めて「ビリーブ(信じる)」を歌い上げた。
「たしかなこと」を合唱した砂川小5、6年生35人は、同じ年を生きていることの大事さを歌に込め、「歌よありがとう」を選曲した東小5年生81人は、「歌は心の中に友達のようにそばにいる」と呼び掛けた。
市ジュニアオーケストラ15人はクラシックの名曲「カノン」を合奏、北小2~6年生35人は「展覧会の絵より~プロムナード~」を金管バンドで響かせた。
川上哲也教育長は音楽祭に寄せてあいさつし「一人ひとりの子どもは学校では顔、地域ではあすのスターとなる人材、家庭ではかけがえのない宝物。人材育成こそが宮古島の財産になる」と述べ、学校、家庭、地域が三位一体となって健やかな成長を見守ってほしいと呼び掛けた。
出演したのは出演順に▽みやこ少年少女合唱団▽南小6年生▽西辺中1、2年生▽伊良部小6年生▽平良第一小4年生▽久松小4年生▽宮古島市ジュニアオーケストラ▽城辺中1年生▽砂川小5、6年生▽北小5年生▽東小5年生▽鏡原中2、3年生▽南小2~6年生▽平良第一小3~6年生▽北小2~6年生▽東小3~6年生