川満さんら大会長表彰
県社会福祉大会 永年勤続功労者
【那覇支社】「咲かせよう、見守り、ささえあう地域の肝心(チムグクル)」をスローガンに、第59回県社会福祉大会(主催・県、県社会福祉協議会など)が20日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター劇場棟で行われ、長年にわたり地域の社会福祉の発展に貢献した264個人、28団体が県知事・大会長表彰された。
宮古島市からは、永年勤続功労者(15年以上)として下地上野民生委員・児童委員協議会の川満恵子さん、下地美智子さん、宮古島市社会福祉協議会の羽地喜久子さん、上地カツ子さん、社会福祉法人「大立福祉会」の新城建良さん、友利圭吾さん、同「あおぞら福祉会」の與那覇高枝さんが、それぞれ大会長表彰された。
受賞した川満さんは「特別なことをしてきた訳ではないが、こつこつと続けられて少しは役に立てたかと思う。栄えある賞を励みに地域のために頑張りたい」、下地さんは「大変うれしい。市町村合併前から委員をしているが、地域の課題に少しでも貢献できたかと思う。これを機会にさらに頑張りたい」、與那覇さんは「保育園の経営を通して、地域の大切さをひしひしと感じている。今後も地域と一緒になって子供たちのために頑張りたい」と、それぞれ喜びを語った。
同大会は、県内の社会福祉関係者が一堂に会し、社会福祉の動向や課題などに共通理解を深め、社会福祉の向上に寄与する目的で毎年開催される。式典には県・市町村関係者や民生委員・児童委員、社会福祉施設・団体職員など約1300人が出席した。
翁長雄志知事(代読・浦崎唯昭副知事)はあいさつで、「今後とも地域住民や福祉関係者と連携を図り、子どもから高齢者まで安全で安心して生活できる、沖縄らしい優しい社会の構築に向けて取り組みたい」と述べた。