地面蹴って速さ競う/プッシュバイク大会
5クラスに50人出場
ペダルのない幼児用二輪車によるレース大会「プッシュバイクOkinawa2016」(主催・県サイクルスポーツ振興協会)の宮古島大会が22日、市熱帯植物園子供の国広場で開かれた。2歳から5歳までの各部門と4歳から6歳までのオープンクラスの計5クラスに計約50人が出場。地面を蹴って進む自転車で速さを競い合った。
同大会は宮古島をはじめ県内5カ所で開催されるシリーズ戦で、宮古島はその最初のレースとして開催された。
開会式では宮古島自転車競技協会の下地盛雄会長が「遊びの中でバランス感覚を鍛えることができるプッシュバイクの大会を宮古島で開催してもらい感謝している。選手のみなさんの頑張りに期待している」とあいさつ。特別協賛社代表として日本トランスオーシャン航空宮古島営業所の友利浩所長が「一生懸命にこいで、けがのないように大会を楽しんでほしい」と呼び掛けた。
レースは特設コースで行われ、2歳の部と3歳の部は1周、それ以外のクラスは2周を周回しその速さを競った。うまく地面を蹴ってスピードに乗る子もいれば、転倒し泣いてしまう子などもいた。
出場者には全員に完走証と参加賞が贈られたほか、各クラス上位3人が表彰された。