教育・文化
2016年10月29日(土)9:02
JTAに文化庁長官賞/メセナ協
あおぞら図画コンを高く評価
【東京支社】公益社団法人企業メセナ協議会(尾崎元規理事長)はこのほど、今年度の「メセナアワード2016」の受賞活動7件を決定した。日本トランスオーシャン航空(JTA)と琉球エアーコミューター(RAC)の「あおぞら図画コンクール」活動が特別賞の文化庁長官賞に輝いた。27日、東京都の電通で各受賞企業の発表会が行われた。
JTA総務部チーフマネジャーの金城智子さんは、「今年で活動が34回目になる。親子での応募もある。これを機会に日本中、世界中の人たちに沖縄の離島の素晴らしさを知ってもらうチャンスになればと思う。この受賞は、今後の活動の大変な励みになる」と喜んだ。
あおぞら図画コンクールは、離島に住む小学生に図画制作を通して、住んでいる島の良さを見直し、周りや自然に心を配れる人、感受性豊かな人、そして島を誇りに思う人に育ってくれればとの願いを込めて、1981年から毎年夏休みに開催してる。
文化庁では、同活動が国民の「文化力」「創造力」向上などに高く貢献したメセナ活動であると評価した。