11/24
2024
Sun
旧暦:10月24日 先負 壬 
イベント
2016年11月1日(火)9:05

絆深め5年後再会誓う/ウチナーンチュ大会閉会

外に移住した沖縄県出身者やその子孫が一堂に会する「第6回世界のウチナーンチュ大会」閉幕式で、歓声を上げる参加者=10月30日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇

外に移住した沖縄県出身者やその子孫が一堂に会する「第6回世界のウチナーンチュ大会」閉幕式で、歓声を上げる参加者=10月30日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇

 【那覇支社】世界28の国と地域から県系人が結集した第6回世界のウチナーンチュ大会(主催・同実行委員会)の最終日の10月30日、閉会式とグランドフィナーレが那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で行われ、5日間の祭典の幕を閉じた。今回の大会には海外から過去最多の約7000人の県系人が訪れた。

 閉会式には海外や県内外から約1万5000人(主催者発表)が参加。大会実行委員会長の翁長雄志知事が毎年10月30日を『世界のウチナーンチュの日』と制定することを宣言した。ウチナーンチュとして互いの絆を深め、5年後の再会を誓い合った。

 翁長知事は「沖縄を愛するすべての人々が心を一つにすることを祝福し、ウチナーンチュであることを誇りに思うことを心から願う。それぞれの在住国に帰られてからも、なお一層活躍されることを期待する」と述べ、英語とスペイン語、ポルトガル語、しまくとぅばで感謝の意を表した。

 鶴保庸介沖縄担当相は「沖縄の秘めた可能性を生かした、沖縄が地方創生のモデルとなることを目指し、沖縄振興に取り組む。世界のウチナーンチュと活力ある沖縄の未来を切り開いていきたい」と話した。

 さらに、第5回世界若者ウチナーンチュ大会の玉元三奈美実行委員長が「若者宣言」をしたほか、ペルー沖縄県人会の屋良アルトゥーロ会長、次世代代表でブラジル3世の松本カリナ沙登美さんがあいさつを述べた。

 グランドフィナーレでは、かりゆし58やディアマンテス、BIGINら県出身のアーティストが沖縄をテーマにしたそれぞれの代表曲を熱唱し、ステージは大いに沸き上がった。最後は出演者全員がステージにそろって「かりゆしの夜」を合唱し、グラウンドに躍り出た参加者と一体となってカチャーシーで締めくくった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!