兼島君が卓球で全国へ/県新人体育大会
宮高生徒 各競技で上位入賞
県高校新人体育大会がこのほど、沖縄本島のうるま市体育館などで開かれ、宮古高校の卓球部、ウエートリフティング部、体操同好会が上位入賞で活躍した。2日、宮古高校(平良智枝子校長)で報告会があった。
卓球部は兼島竜平がシングルスでベスト8に入り、全国大会への出場を決めた。同部は学校対抗戦では3位入賞し、九州大会への出場権を獲得。同校では、3位入賞は40年ぶり。
ウエートリフティング部は豊見山倫が男子56級に出場しスナッチ70㌔、クリーン・ジャーク87㌔、トータル157㌔で優勝。手登根武魁が男子105㌔超級に出場しスナッチ95㌔、クリーン・ジャーク130㌔、トータル225㌔で優勝を成し遂げた。
来週九州大会への選抜発表があり、2人とも同大会基準記録をオーバーしていることから出場の可能性が高い。
体操同好会は山﨑太陽、与那覇勇樹、西里響の3人が団体順位で1位を決めた。今後、体操同好会から体操部への昇格が期待されている。
卓球部の下里竜輝主将は「九州大会では、一戦一戦に自分たちの持っている力を出し切りたい」と気持ちを引き締める。
ウエートリフティング部の手登根主将は「九州大会では、これまでの課題を乗り切り、良い結果を出したい」と抱負を語った。
体操同好会の山﨑主将は「学校には体操道具がなく、自分たちで道具を作って練習した。今後も道具作りに工夫しながら良い成果を挙げたい」と意欲を見せる。
平良校長は「良い結果で九州・全国大会への出場に結びついているので喜んでいる。さらなる成長に向け、地域の支援をお願いしたい」と呼び掛けた。
卓球部は次の皆さん。
下里竜輝、砂川博仁、兼島竜平、平良勝吾、粟崎鈴、下地達樹、伊沢拓郎、陸紫苑