電気の実験に興味津々/沖縄電力
久松小と東小で出前授業
第39回おきでん対話旬間(11月1~10日)の一環で、沖縄電力は9日、久松小学校(亀川典子校長)と東小学校(濱川宗和校長)で「身近にある電気について学ぼう~電気はどこからやってくるの~」と題して出前授業を実施した。児童たちは、さまざまな装置での実験を体験し、電気のつくり方を熱心に学んだ。宮古での出前授業は今回が初めて。
沖電は、地域貢献活動の一環として次世代層へのエネルギーに対する理解促進などを目的に県内の小学校へ出向き、出前授業でエネルギー環境教育を指導。これまでに石垣島や北大東島などの小学校で行った。
この日の沖電講師は、又吉聖子さん(広報グループ)、古謝悠季さん(環境部)、立野正美さん(研究開発部)、源河雅人さん(宮古支店配電課)、宮国秀樹さん(同)の5人。
宮古での2校のうち、久松小学校では対象は5年生46人と6年生43人でそれぞれ理科授業で行った。
又吉さんは教壇に立ち「電気の役割には、電灯などの照明器具を『光らせる』ことや、電子レンジなどが『熱を出す』、洗濯機、扇風機などを『動かす力』、テレビ、パソコン、DVDプレーヤーなどの『音、映像を出す』がある」と述べ、児童たちの興味、関心を引きつけた。
講師らは、電池、磁石、銅線を曲げた回転体を使った「単極モーター」などの実験を紹介。回転体がくるくる回ると、児童たちは興味津々に観察していた。シャボン玉を作る実験もあった。
参加した5年生の桐澤太陽君は「実験がとても楽しかった」と感想を話した。