産業振興賞7人を表彰/産業まつり実行委
農林水産と商工観光で貢献
第39回宮古の産業まつりの産業振興表彰が19日、宮古島市民球場屋内練習場で行われ、農林水産部門で与那覇武さんら4人、商工観光部門で與儀栄功さんら3人に賞状が贈られた。
表彰されたのは、農林水産が与那覇さんほか喜屋武隆さん、漢那幸子さん、砂川好徳さんの4人。
与那覇さんはサトウキビ栽培で、喜屋武さんは肉用牛、漢那さんは農業を営む女性経営者、砂川さんはゴーヤーやマンゴーなど複合経営農家としての取り組みが高く評価された。
商工観光部門は、宮古木工芸の與儀さんほか、宮古島温泉ホテルの中村勝哉さんと民宿まるよしの武島用子さんの3人が受賞。それぞれの経営手腕は模範に当たるとたたえられた。
表彰式で、まつり実行委員会の下地義治会長は「皆さんは産業振興に大きく貢献し、宮古圏域発展の礎を築いた。今後もその豊かな経験を生かし、なお一層精進してほしい」と述べた。
この後、受賞者一人一人を表彰。産業まつりの会場に訪れた市民が大きな拍手を贈って祝福した。
受賞者を代表して與儀さんが謝辞。「私たちの力のみの受賞ではない。家族の協力と関係者の支援のたまもの」と感謝し、「この受賞を機に、市の産業発展と地域の活性化のために力を尽くしたい」と話した。